今回は特にその車幅について一言。最近の都会の通勤電車は皆8両から10両連結ですが、
同じ10両でも山手線と例えば東急田園都市線では 収容能力が大変違います。山手の方が
概ね30%は大きいんです。その理由は その車幅にあります。上記の例ですと山手の方が
15センチ広いんですよ。たかが15センチですが、これが実に違うのです。東急車輛や地下鉄
線の場合(大江戸線は例外的に狭い)、左右両側のつり革を使って人がそれぞれ立っています
と その間にはちょっと立てませんし、通り抜けるにしても必ずどちらかの立っている人に接触
してまいます。東急や地下鉄の場合、混んだ車内で座っている人が足を組んでいますと もうい
けません。でも山手線や中央線といったJRの車両ですと 一人や二人が足を組んでも 多少
なげだしても 周囲にあまり迷惑はかかりません。
日本の場合、線路の幅は全く一緒で、しかも車両の床部分の幅は皆一緒なのですが、JR線
や相模線など一部私鉄線は、左右両サイドのボディーを床の部分から座席のあたりにかけて
大きく外側に広げているのです。地下鉄線や東急も広げたいところでしょうが、それが実行の
為には ホームの改善や電柱を更に外側に設置する為に 用地買収が新たに必要となるなど、
今から実行するには 費用がかかり過ぎて車幅を広げる決断が出来ないというのが実際のよう
です。
しかし、人間は何事にもゆとりが欲しいですね。時間のゆとり、心のゆとり、お金のゆとり。
まあ、電車の車幅にもゆとりをもたせてもらいたいものです。
2 件のコメント
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いつも、読んだ後に納得する知的なブログ、楽しく読ませて頂いてます^^
電車の幅のお話、面白かったです。たかが15センチされど15センチですね。心のゆとりも広げたいものです。