<岩もあり、木の根もあれど、さらさらと、
たださらさらと、水の流るる>
運命のままに、その時、その時を一生懸命に生きていこう、人生を山から流れ落ちる
川にたとえて詠まれた歌なのでありましょう。作者もわからない中で その昔何かで
見つけ、控えておいたのですが、最近、元総理の田中角栄さんのことが記された書物
の中で見受けた次弟です。角栄さんがこの歌が大変好きであったと書かれておりました
。角栄さんといえば 金権政治家だとか闇将軍とか言われておりましたが、その昔、雪
深い新潟から単身上京し、都会の孤独に放り出された尋常小学校卒の少年が 内閣
総理大臣にまで登りつめた。その過程で、言葉に尽くしがたい努力、苦労があったであり
ましょうに。
以前、姑でえらく苦労しました下名の母親にこの歌を教えましたが、えらく気に入りまして
生涯この歌が書かれた紙切れを身近に置いておりました。
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