資産を運用する上で知っておくと大変便利な法則がこれから説明する
『72の法則』です。
現在、世界の資産運用の標準とされている
利回りは10%くらいですが
日本国内の円建てで、最も利回りのよい
10年物の定期預金でさえ0.6%程度です。
為替差損を気にしなければ、
銀行には外貨建てでは年利4~5%の利回りの商品はありますが、
商品パンフをよく見ると
3か月限定
などと書かれています。
要するに実質年利は4分の1の金利、約1.5%なのです。
さらに
為替手数料が2円以上とられますので、
3か月の間に急激な円安にならない限り損をすることになります。
銀行の商品には気を付けてください。
話を元に戻しますが、
たとえば分かり易いように数銀行に預金した
100万円を200万円にするために日本と世界の違いを
「72の法則」
を使い試算してみましょう。
「72の法則」 年間利回り×運用年数=72
この公式に当てはめると・・・・
日本標準0.6%×150年=72
世界標準10.0%×7.2年=72
つまり日本の場合赤ちゃんが生まれた時に
100万円を預金したとしてもその子供が大人になり、
老後を迎え平均寿命を過ぎ、世界最高齢を更新しても
まだ倍にならないということです。
しかし、
一般的な普通預金金利は
0.04%くらいなので・・・・
日本の普通預金0.04×1800年=72
なんと倍になるのに1800年かかります。
弥生時代に100万円を預金し、ようやく現代に至り
倍になったことになります。
日本もバブルの頃は10%近い金利を銀行は設定していたのを
覚えていますでしょうか。
そんなに高い金利はハイリスクと一喝する方も多いと思いますが、
たとえば
豪ドルの普通預金金利が現在5%くらいですが、
10%の運用商品を購入してもリスクは2倍です。
ところが日本国内で3%の運用商品を購入した場合
リスクはなんと75倍になります。
一概にはいえませんが、世界常識と日本常識はこのように違います。
老後資金などの長期運用(15年以上)は、
外貨で運用しても為替差損などは金利の威力がリスクを吸収してしまいます。
重要なことは、運用の目的とゴールを決め、短、中、長期のリスクを考え
それに応じた組み合わせ(ポートフォーリオ)です。
次回は資産運用のケーススタディーをしてみましょう
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